久能山東照宮は、徳川家康公をご祭神としておまつりする全国東照宮の創祀です。
徳川家康公は、天文11年(1542年)12月26日三河国岡崎城(愛知県岡崎市)にお生まれになり、あらゆる艱難辛苦の末、戦乱の世に終止符を打ち、江戸時代260余年にわたる世界に其の比を見ない「泰平の世」の礎を築かれ、学問、産業、文化の基礎を確立し近世日本の発展に偉大な功績を残されました。
神廟の右側にある「金のなる木」です。家康公が「金のなる木」について家臣に訪ねたところ誰も知らず、自ら筆を手に取り3本の木を描き、「よろず程のよ木」「志ひふかき(慈悲深き)」「志やうぢ木(正直)」と書き、「これを常々信用すれば必ず富貴が得られる」という家康の遺話が残されています。木にお金がなるのではなく、人の心の肝に銘じるようなことを仰せられたそうで、この大楠がふさわしいと思われています。出世運、上昇運にご利益があるとされている。
久能山東照宮のパワースポット・見どころ
久能山
久能山は、昇竜型の風水地形をしている。富士山から流れる強い龍脈が、駿河湾で逆流して石段をかけ昇り巡回する「昇龍・回龍」の地形。
この地にうまく点穴し墓所を建てれば英雄が現われるとされた。しかし強すぎる地勢のために野心の強い子孫が出る可能性がある。そうならないように徳川家康の遺体は日光山に改葬された。
表参道の石段
久能山下から続く石段や境内からは、駿河湾を一望でき、出世運や上昇運、現状を変えるパワースポットとなっています。
国宝御社殿
御社殿は徳川家康公をおまつりする「本殿」と、参拝をするための「拝殿」を「石の間」で連結させたつくりになっています。これは「権現造(ごんげんづくり)」と呼ばれる様式で、全国に創られた東照宮の原型になったとも言われています。
江戸時代を通じて権現造社殿が普及するきっかけとなった、最古の東照宮として平成22年には国宝に指定されました。
金の成る木
境内奥の神廟の横には「金の成る木」と呼ばれる樹齢350年の杉の木があります。金の成る木は金運アップのご利益があるパワースポット。願掛けとして「金の成る木」に硬貨を供えると、金運につながると言われています。
家康公が「金のなる木」について家臣に訪ねたところ誰も知らず、自ら筆を手に取り3本の木を描き、「よろず程のよ木」「志ひふかき(慈悲深き)」「志やうぢ木(正直)」と書き、「これを常々信用すれば必ず富貴が得られる」という家康の遺話が残されています。
つまり「万事程良く」「慈悲深く」「正直に」を常々実践すれば、必ずや富貴を得られるというものです。
御神徳
久能山東照宮の御祭神
久能山東照宮のご利益
立身出世運アップ、上昇運、勝負運アップ、地位向上運アップ
Info
参考URL | 久能山東照宮|静岡 |
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アクセス | 久能山東照宮に登る自動車道はございませんので、自動車の直接乗り入れはできません。 ご参拝は「静岡鉄道 日本平ロープウェイ」をご利用いただく方法と「久能山下からの徒歩ルート」があります。 車:東名静岡・清水インターより日本平山頂(約40分)⇒ 山頂より日本平ロープウェイ(5分) バス:JR静岡駅より、しずてつジャストライン日本平線(約50分)終点「日本平」で下車すると、ロープウェイ乗場入口です タクシー:JR静岡駅より約30分。料金は約4,200円(小型の場合) |
拝観時間 | 4月1日~9月30日 9:00~17:00 10月1日~3月31日 9:00~16:00 |
拝観料 | 無料 |
住所 | 〒422-8011 静岡県静岡市駿河区根古屋390 |
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